たいせつにします プライバシー 17002231(02)

 

聖マリアンナ医科大学様

「エネルギーの面的融通」で、
省エネ・省コストを実現

施設のご紹介

聖マリアンナ医科大学は神奈川県川崎市にカトリック系財団法人聖マリアンナ会東横病院を母体として1971年に故明石嘉聞博士によって東洋医科大学の名で創立され、1973年に現在の名称に変更されました。聖マリアンナ医科大学病院は同じ敷地内にあり、川崎市北西部では数少ない大規模な医療施設であり、地域医療の中核を担い、1980年には神奈川県初の救命救急センターの指定を受けています。

創立35周年記念事業の一環として菅生キャンパスに建設された「教育棟」は2008年4月に完成。マルチメディアを駆使した教室・自習室、医学情報センターやICカードによる入退館システムなど充実した教育環境が整いました。

〜医学を志す者の理想的環境〜 聖マリアンナ医科大学 菅生キャンパス

恵まれた自然環境の中に位置する広大なキャンパス。聖マリアンナ医科大学のメインステージである菅生キャンパスは、医学を志す者の教育の場としてまさに理想的な環境です。学習意欲を高める全国有数の医療・研究施設が立ち並び、教育棟で学生たちは医療人としての自覚や自信を最大限に学び取っていきます。

一般病棟個室

CT室

MRI室

大学病院の理念 「生命の尊厳」を重んじ、病める人を癒す、愛ある医療を提供します。
所在地 〒216-8511 神奈川県川崎市宮前区菅生2-16-1
電話番号 044-977-8111(代)
ホームページ http://www.marianna-u.ac.jp/index.html
診療科目 総合診療内科・循環器科・脳神経外科・心臓血管外科・神経精神科・小児科など27科
許可病床数 一般病棟1,156床、精神病棟52床

メリット

ESCOサービスについて

TGESは、聖マリアンナ医科大学菅生キャンパスにおいて省エネを達成することを目的として、機械棟内に省エネルギー設備を導入し、計画から設計・施工・運用まで包括的に実施するサービスを行います。現状(ベースライン)に対する光熱水費の削減額の一定額を保証します。

本サービスの導入効果

システム構築のポイント

本事業で採用するエネルギー供給形態は、高効率機器による集中プラント方式で「エネルギーの面的利用」と呼ばれ、京都議定書目標達成計画で温室効果ガス排出削減対策の筆頭に挙げられており、その効果が期待されています。

[ ポイント 1 ] 
大規模施設における先導的モデル

本事業の省エネ設備の中心となるガスコ−ジェネレーション・システムは、同出力クラスにおいて最高の発電効率を有する最新型の希薄燃焼ミラーサイクルガスエンジンを導入しました。大規模施設に導入する省エネ効果の高い先導的なモデルです。

[ ポイント 2 ] 
大型ガスコージェネレーション・システムによる面的利用

ガスコ−ジェネレーション・システムの電力と排熱を複数建物で利用し、エネルギーの面的利用を行なうことにより大幅な省エネを実現します。

[ ポイント 3 ] 
排熱を熱製造で有効活用する効率的システム

ガスコ−ジェネレーション・システムからの排熱温水は、排熱投入型ガス吸収冷温水機で冷水製造に有効活用します。また、排熱蒸気は蒸気吸収冷凍機で冷水製造に有効活用すると共に、蒸気として直接供給します。

[ ポイント 4 ] 
高い信頼性を誇る熱源システム

通常時の電力とガス、非常時の油の3つのエネルギーを利用する熱源機を導入し、病院施設への熱供給の信頼性を確保しています。

[ ポイント 5 ] 
運営に支障のない工事の実施

本事業では大学病院等の運営を継続した状態で工事を行ない、完成後にスムーズにエネルギー供給の切り替えを実施しました。

システム概要

導入の経緯

本システム導入前、キャンパス内の主要建物の冷暖房は、明石会館の地下に設置された熱源機器(蒸気ボイラおよび蒸気吸収冷凍機)で蒸気と冷水・温水を製造し、配管を通して各棟に供給されていました。また、明石会館の熱源機器は改修や更新を実施してから15年以上経過したものが多く、経年劣化が進行していました。

そこで、本学の省エネ・省コストを実現するために、創立35周年記念事業としてキャンパス環境の整備とともに平成20年にESCOサービスが導入されました。

エネルギーシステムは、都市ガスをエネルギーとしたガスコージェネレーション・システム、排熱投入型ガス吸収冷温水機、ボイラと電力によるターボ冷凍機というエネルギー源のベストミックスによる最適エネルギーシステムを構築しました。

菅生キャンパス全体配置

導入設備のご紹介

ガスコージェネレーション・システム

高効率希薄燃焼ミラーサイクルガスコージェネレーション・システム2,430kWを2台設置し、電力需要に応じて発電を行うと同時に、発電時の排熱を冷温水製造に有効利用します。

排熱投入型ガス吸収冷温水器

高効率排熱投入ガス吸収冷温水機(冷房時2,216kW[630RT]暖房時1,454kW)を2台設置し、冷房用の冷水および暖房用の温水を製造します。

蒸気吸収冷凍機

高効率二重効用蒸気吸収冷凍機2,813kW(800RT)を2台設置し、ガスコージェネレーションシステムの排熱蒸気または蒸気ボイラの蒸気を熱源として冷房用の冷水を製造します。

電動ターボ冷凍機

高効率電動ターボ冷凍機1,758kW(500RT)を1台設置し、ガスコージェネレーションシステムの発電電力や夜間電力を用いて、冷房用の冷水を製造します。

小型貫流蒸気ボイラ

高効率小型貫流蒸気ボイラ1,567kW(2.5t/h)×5台、1,253kW(2.0t/h)×2台を設置し、ガスコージェネレーションシステムからの排熱利用後の不足分の蒸気を製造します。

ポンプおよびファンへのインバーター制御

各冷凍機の冷却搭ファンや冷却水ポンプおよび冷水2次ポンプ、温水2次ポンプ、給排気ファンにインバーター制御を導入し、補機設備の運転動力を削減します。

受変電施設への高効率トランス

受変電設備に高効率トランスを導入し、トランスの無負荷損、負荷損の電力ロスを削減します。

システムフロー図

システム概略図

  • ガスコージェネレーション・システムとは、都市ガスを燃料として発電を行い、発電時に発生する排熱を回収して蒸気と温水を製造する設備で、省エネルギーと省コストに貢献するシステムです。

補助金制度(本事業導入にあたり適用された補助金制度のご紹介)

エネルギー供給事業者主導型総合省エネルギー連携推進事業

本補助金は民生用部門の既築、新築、増築または改築の建築物に省エネルギーシステムを導入する事業を対象としており、エネルギー供給事業者と地方公共団体の共同申請が条件です。

適用条件
  • 二つ以上の建物に対して省エネルギーシステムの導入があること。
  • エネルギー削減量が建物あたり年100kL(原油換算)以上あること。
  • 省エネルギー率が年10%以上あること。
  • エネルギー供給事業者と地方公共団体の共同申請であること。
  • 本補助金は、設備導入を対象とする「導入事業」と省エネルギーに対する啓発活動を支援する「広報等事業」の二部構成になっています。

窓口:
独立行政法人新エネルギー・産業技術総合開発機構(NEDO技術開発機構)

聖マリアンナ医科大学様

  • 業種・業態: 病院・福祉施設
  • 導入設備: ガスエンジンコージェネレーション:2,430kW×2台
    排熱投入型ガス吸収冷温水機:2,216kW(630RT)×2台
    蒸気吸収冷凍機:2,813kW(800RT)×2台
    電動ターボ冷凍機:1,758kW(500RT)×1台
    小型貫流蒸気ボイラ:2.5t/h×5台、2.0t/h×2台
    非常用発電機:1,500kVA×1台

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