サントリー株式会社
群馬ビール工場・武蔵野ビール工場様
工場間の電力自己託送でCO2削減効果を最大化
導入前にお客さまが抱えていた問題・課題
サントリーグループ様は、サステナブルな社会の実現を目指してCO2排出量削減の取り組みを推進しています。そのような中、サントリー(株)群馬ビール工場様では、コージェネレーションシステム(CGS)を導入、事業活動で発生するバイオガスを燃料とし、都市ガスと混焼させることで、CO2削減効果の高い運用を行っていました。そのうえで、現システムでのCO2削減効果をさらに高めたいというニーズがありました。
2工場間でCGSの電力を融通する『自己託送』で課題解決
電力負荷に合わせて運転するCGSは、例えば夜間など電力負荷が落ちる時間帯も、群馬ビール工場様と託送先となる武蔵野ビール工場様の電力負荷を合わせれば定格運転が可能になります。定格で効率よく発電した電力を余すことなく使用することで、CO2削減効果の最大化が図れます。
導入後のシステムフロー
自己託送は、需要と供給のバランスを常に高精度に保つ必要があります。そこに、TGESのHelionet Advanceを導入、遠隔での需給バランスの監視・制御を行っています。
さらに、OCCTOへの報告を自動化することで、省力化を図っています。

導入効果
自己託送導入することで、託送先のCO2削減ができます。


サントリー株式会社
群馬ビール工場・武蔵野ビール工場様
- 業種・業態: 工場(ビール)
- 導入設備: ガスエンジン2,430kW×2基ほか