キラメキテラス（鹿児島市交通局跡地再開発計画）

導入前にお客さまが抱えていた問題・課題

キラメキテラスは、移転した鹿児島市交通局跡地の再開発計画として、病院施設やホテル等の商業施設が新たに整備される複合再開発計画です。

新たなまちづくりにおける課題の１つは省エネ・省コスト・防災性を通じた街区全体の付加価値向上であり、この課題解決のため、エネルギーサービス事業が導入されることとなり、あわせてエネルギーセンター棟から再開発街区全体へ電気と熱のエネルギーを面的に供給する形態を取ることになりました。

エネルギーサービスで課題解決

TGESは、再開発事業の幹事会社で地元鹿児島の総合商社である南国殖産グループ様とともに、エネルギーセンター棟内のエネルギー供給設備の計画、導入、運用を担い、新たなまちづくりにおける街区全体の付加価値向上を実現しました。

災害時では、耐震性に優れた中圧導管による都市ガス供給を地元ガス会社から受けることで、停電時でもコージェネレーションシステムから電力を供給できるシステムとしています。

運用面では、エネルギー設備遠隔監視システム「ヘリオネット21」に加え、エネルギーセンター棟での常駐管理員がコージェネなどの設備の稼働状況を24時間365日常時監視しています。

さらに、遠隔自動制御システムである「ヘリオネットアドバンス」を導入し、常に最適な運転制御を自動的に行い、運用面でも一層の省エネルギー推進を図っています。