当社太陽光発電サービス等を活用した東京建物の「都心部における脱炭素化の現実解への取り組み」が「NIKKEI脱炭素アワード2023」奨励賞を受賞
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社
東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:小西 康弘、以下「TGES」)は、東京建物株式会社(社長:野村 均、以下「東京建物」)の物流施設「T-LOGI(ティーロジ)」の屋上において、オンサイトPPAサービス「ソーラーアドバンス」*1(以下、「本サービス」)を提供しています。このたび、本サービス等を活用した東京建物のカーボンニュートラルの仕組みが、日本経済新聞社主催の「NIKKEI脱炭素アワード2023」でプロジェクト部門奨励賞を受賞しました。
本サービスは、2020年12月に東京ガス株式会社(社長:笹山 晋一)と東京建物で締結した基本協定書*2に基づいたもので、TGESは東京建物が展開する首都圏の「T-LOGI」シリーズに太陽光発電施設を設置し再生可能エネルギー(以下「再エネ」)由来の電力を創出します。東京建物は意図的に構内の消費量を上回る再エネ電力を創出しており、その余剰電力を東京建物が所有する他物件へ自己託送*3しています。2023年12月より東京都心部「八重洲・日本橋・京橋(YNK)」エリアのビルに再エネ余剰電力の融通を開始しました。
今回、東京建物が受賞した「NIKKEI脱炭素アワード2023」は、脱炭素社会の実現に向けて意欲的に取り組む企業、自治体、NPO・NGO、団体、個人またはグループの取り組み(プロジェクト、技術開発、研究、政策提言等)を表彰するものです。本サービスは、再エネ電力を創出する空間が限られる都心部の脱炭素化を推進するものです。
東京建物プレスリリース:https://tatemono.com/news/20240304.html
東京ガスグループは、経営ビジョン「Compass2030」において、東京ガスグループの事業活動全体で、お客さま先を含めて排出するCO2をネット・ゼロにすることに挑戦および「価値共創」のエコシステム構築を掲げています。
自らがユーザーとして蓄積してきた知見と多くのエンジニアリング事業で培ったユーザーズ・ノウハウを活用し、さまざまなパートナー企業との協業により再エネの普及拡大を推進し、持続可能な社会の実現に貢献してまいります。
※1: www.tokyogas-es.co.jp/business/energy/bio-gas/solaradvance.html
※2: 東京建物の物流施設「T-LOGI」再生可能エネルギーを活用した環境配慮の取り組みを実施(2021年1月13日発表)
※3:
自家用発電設備を設置する者が、発電した電気を一般電気事業者の送配電ネットワークを介して、別の場所にある施設等に送電すること
東京建物の物流施設で太陽光発電サービス「ソーラーアドバンス」を活用した自己託送を開始(2022年2月4日発表)
■ソリューション事業ブランド「IGNITURE(イグニチャー)」*4について
東京ガスグループは、「ソリューションの本格展開」に向け、2023年11月30日、ソリューション事業ブランド「IGNITURE」を立ち上げました。 「IGNITURE」の下で展開するソリューションにより、ご家庭、法人、地域・コミュニティのお客さまが、「最適化による経済性・利便性・効率性向上などでさらに豊かな未来」と、「脱炭素・レジリエンス向上などでサステナブルな生活・事業」を、無理なく両立できます。
※4: IGNITURE の詳細はこちら
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