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ニュースレター

長野運動公園の強靭性向上と省エネ・省CO₂に貢献 ~ ガスコージェネレーションシステムの運用開始 ~


東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社

    東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:小西 康弘、以下「TGES」)は、長野運動公園において、ガスコージェネレーションシステム*1 (以下「CGS」)等による災害に強いエネルギーシステム(以下「本システム」)をエネルギーサービス方式*2 で導入し、このたび運用を開始しました。

長野運動公園に導入したガスコージェネレーションシステム
長野運動公園に導入したガスコージェネレーションシステム

    本システムは長野運動公園総合市民プール(アクアウイング)への熱と電気の供給を行うとともに、現在建替え中の長野運動公園総合体育館への熱と電気の供給も予定しています。



■停電対応CGSと中圧ガス管による強靭なエネルギーシステム

    CGSは停電時も発電可能なBOS 仕様*3 を採用し、災害に強い中圧導管*4 を用いて長野都市ガスから都市ガスの供給を受けることで、系統停電時も電気と熱の供給継続を図り、災害時における安全確保と生活支援の役割を担う指定避難所*5 の活動を支えます。



■遠隔監視による安定稼働と運用データに基づく省エネ・省 CO2への貢献

    CGS等の機器はTGES が運営する遠隔監視センター*6 から 24 時間365日遠隔監視を行い、設備の停止につながる予兆を監視し、長野都市ガスと連携して迅速に予防保全を行うことで、設備の安定稼働を図ります。また、独自の遠隔監視システムにて自動収集されたエネルギー消費量データを活用し、長野運動公園を管理する長野市に省エネルギーコンサルティングを行うことで、施設全体の省エネ推進に貢献します。

<設備概要>

                                                 
設備名 能力
ガスコージェネレーションシステム(停電対応型)計400kW
空冷ヒートポンプ計1080kW
廃熱投入型吸収式冷温水機(ジェネリンク)計180RT
温水ヒーター計2628kW

<エネルギーシステム図>

エネルギーシステムフロー図

    今回の取り組みは、東京ガスとTGESが立ち上げたソリューション事業ブランド「IGNITURE」*7 のソリューションとして提供します。長野運動公園における本システムの最適な設備運用を通じて、サステナブルかつスマートな事業運営に貢献してまいります。

*1:都市ガスを燃料に電気と熱を作る高効率なシステム。発電時に発生する廃熱で空調や給湯等に用いる冷温熱(冷水・蒸気・温水)を製造。

*2:エネルギーサービス事業者がエネルギーシステムを設計・設置、所有、メンテナンスまでワンストップで行い、利用者は初期投資不要でエネルギーサービス利用料を対価として支払うサービス。

*3:停電状態で発電機を自立起動させ運転を再開する方式(BOS:Black Out Start)。

*4:東日本大震災クラスの大地震にも十分耐えられる構造で、基本的にガスの供給が停止されない導管。

*5:災害により自宅などで生活をすることができないときに一定期間生活をするための施設

*6:TGES のエンジニアが CGS、冷凍機、ボイラー等のエネルギー機器の稼働状況を遠隔監視し、故障を未然に防ぐ予防保全や運転状況の分析による省エネ運転支援を支える拠点「ヘリオネットセンター」

*7:IGNITUREの詳細はこちら

【参考】 長野県内におけるTGESのエネルギーサービス

ヘリオネットアドバンスの導入による遠隔監視・自動運転制御により、運転データの可視化と安定稼働、さらなる省エネ・省コストを実現「地方独立行政法人 長野市民病院

以上

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