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ニュースレター

ガス漏えいを可覚化するARレーザーガス可視化装置「Laser Gas Visualizer」を開発 ~ 可視化によるスマート保安の推進 ~


東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社

    東京ガスエンジニアリングソリューションズ株式会社(社長:上中 孝之、以下「TGES」)は、新コスモス電機株式会社(社長:髙橋 良典、以下「新コスモス電機」)、ENEOSグローブ株式会社(社長:小西 徹、以下「ENEOSグローブ」)、株式会社NeoRealX(社長:安藤 聖泰、以下「NeoRealX」)と共同で、ガス漏えいを可視化するARレーザーガス可視化装置「Laser Gas Visualizer」(以下「本検知器」)を開発しました。

本検知器による漏洩検査イメージ
本検知器による漏洩検査イメージ

    本検知器は、TGESのレーザー式ガス検知技術*1 とAR(Augmented Reality:拡張現実)技術を統合することで、リアルタイムでガス漏洩を可視化するシステムです。レーザーによる遠隔検知で得られる「線情報」を検査者が理解しやすい「空間情報として見える化したガスの分布状況」へ変換することで、刻一刻と変化する漏洩ガス拡散の様子を可視化します。本検知器の導入により、熟練技能者でなくとも効率的にガス漏洩の探索が可能となり、現場作業の効率化や安全性向上を実現します。

■本検知器の仕組み

①レーザー式ガス検知器が装着されたヘルメットを着用し検査方向に視線を向けることで、レーザー式ガス検知器が漏洩を発見
②レーザー式ガス検知器から得られる数値データに基づき、ARグラスを装着した作業者の視野に検査対象とガス雲を重ねて表示
③作業者の動きをARグラスの加速度センサー等で常時モニターし、視野が変わってもガス雲の空間的表示位置は維持
④表示されたガス雲のイメージを手掛かりに効率的に漏洩箇所の探索

    TGES、新コスモス電機、ENEOSグローブ、NeoRealXはフィールドテストを経て2027年の製品化を目指すとともに、メタンに加えアンモニア等、レーザー式ガス検知器で検出可能なガス種への対応も予定しています。

    TGESは、今後も本製品をはじめとする革新的なガス検知器の開発・販売と普及拡大を通じて、安全管理が必要なガスを扱う現場における保安の向上に加え、設備管理の高質化と高効率化を推進することにより、設備の老朽化と人手不足の対策として官民連携での取り組みが期待されている「スマート保安*2 」の実現に寄与し、安全で持続可能な社会の実現に貢献していきます。

*1: 詳細はこちら

*2: 国民と産業の安全の確保を第一として官民が連携して、技術革新やデジタル化、少子高齢化等の環境変化に対応した産業保安に関する主体的・挑戦的な取り組み。参考:スマート保安官民協議会

<参考TGESのレーザー式ガス検知技術>

■レーザー式ガス検知器の新シリーズ「レーザーメタン・スマート」の開発 2022年6月16日発表

https://www.tokyogas-es.co.jp/information/press/2022/pdf/20220616-01.pdf

■世界初、冷媒の漏えいを遠隔検知するレーザー式 R32 検知技術を開発 2023年11月15日発表

https://www.tokyogas-es.co.jp/information/press/2023/pdf/20231115-01.pdf

■レーザー式メタン検知装置「レーザーファルコン 2」と他ガス開発用プラットフォーム 2023年12月1日発表

https://www.tokyogas-es.co.jp/information/newsletter/2023/pdf/20231201-01.pdf

■世界初の高感度携帯型レーザー式一酸化炭素検知器を開発 2024年5月14日発表

https://www.tokyogas-es.co.jp/information/press/2024/20240514.html

■レーザー式アンモニア検知器「レーザー・アンモニア」の販売開始 2025年09月16日

https://www.tokyogas-es.co.jp/information/press/2025/20250916.html

以上

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