たいせつにします プライバシー 17002231(02)

 

都市ガス受入ステーション制御システム

概要

都市ガス受入ステーション制御システムは、卸供給元からガスを受け入れ、自社導管網に送出する操作を自動化することで、都市ガス供給を的確かつ円滑に行うことが出来るシステムです。また、ホルダーを効率的に運用することで、卸供給元からのガス受入量を平準化し、都市ガス事業者様の効率的な運営に貢献することが出来ます。

特長

本システムは、卸供給元から受け入れるガスに対し、以下のような制御を行います。

  1. 1.受入ガス量の監視及び制御
  2. 2.受入ガスへの付臭剤滴下
  3. 3.ガスホルダーを利用した、受入ガス量の平準化制御

これにより、ガスの受入から送出までを自動化し、安定した供給を実現します。

備考)この図は概略を示したもので、これ以外に必要となる機器類があります。

運用イメージ

受入量制御のイメージ図

  • システムにて受入量を設定します。
  • 供給量が受入設定量に満たないときは、調節弁にて設定量まで受け入れるように制御し、余剰分はホルダーに貯蔵します。
  • 供給量が受入設定量を超えるときは、調節弁にて受入量が超過しないように制御し、不足分をホルダーから払出します。
  • 時間帯によって受入設定量を変更する場合は、時間毎の受入量を監視制御PCにプログラム設定することで、自動的に受入設定量を変更できます。

これらの運用を全て自動で行うことが出来ます。

システム例

監視PC画面の例(1)

監視PC画面の例(2)

監視制御装置の一例

その他

  • 監視制御PCを設置している事務所等と、監視制御装置を設置している受入ステーションは、同一構内でも遠隔地でも対応できます。また遠隔地の場合はNTT専用回線、衛星回線、VPNなど、多くの通信媒体に対応致します。
  • 既存の設備(調節弁・流量計など)を活用し、システムのみを製作することもできます。
  • その他、お客さまの運用形態にあわせてシステムをカスタマイズ致します。

ページトップ